ワールドやアバター作成の時に使う、VRChat SDKのコントロールパネルの解説をしていこうと思います。 今回はワールド視点で解説しますね! 頑張れ翻訳ツールができそうな予感・・・。
環境
- Windows(10)
- VCC(2.2.3)
- Unity(2022.3.6f1)
事前準備
- 適当なVRC Worldのプロジェクト
VRChat SDK
VRChat SDKコントロールパネルの、主要なところを中心に解説していきます。
Authentication
認証タブ:VRChatへのログインを管理します。
1. 未ログイン
2. 2段階認証
User name / Email:Passwordがあってたら、登録しているメールアドレスに認証コードが届いているはずなので、入力します。
3. ログイン済み
VRChatに登録してあるユーザー名が表示されて、「Builder」と「Content Manager」がクリックできるようになりましたね。
Builder
作成したVRCワールドをアップロードするための情報を入力 / 設定するタブです。 主に以下のパートに分かれてます。
World info
Thumbnail
World Visibility
Build
1. World info
ワールドを公開した際に表示されたりする情報設定です。
項目 | 説明 |
---|---|
Name | ワールドの名前 |
Description | ワールドの説明 |
Max. Capacity | 1つのワールドのインスタンスに入れるユーザー数*1 |
Rec. Capacity | ワールドのパブリックまたはグループパブリックインスタンスに何人のユーザーが参加できるかを制御します。*2 |
Tags | ワールドに付与するタグ |
Content Warnings | ワールドに含まれる警告 エッ!な表現が含まれますとか、グロっが含まれます的なやつ |
World Debugging | 第3者がワールドをデバッグできるようにするチェック。 これにチェックが入っていると作成中のワールド主にUdon Sharpなどの動作が丸わかりになるらしい。*3 |
2. Thumbnail
ワールドをアップロードした際に表示されるサムネイル画像を設定できます。
項目 | 説明 |
---|---|
Select New Thumbnail | フォルダからワールドのサムネイル画像が選択できます。 |
Capture From Scene | ワールドに配置しているカメラからサムネイル画像を設定することができます。 |
3. World Visibility
別途追記予定。
4. Build
- offline Testing
項目 | 説明 |
---|---|
Number of Clients | 何個VRChatを起動するかを指定できます。 |
Force Non-VR | 強制的に非VRモードになります。 |
Enable World Reload | ワールドのリロードを有効にするかを選択できます。 |
Test Last Build | 最後にビルドした状態でワールドが起動します。 |
Build & Test New Build | 最新の状態でビルドされてワールドが起動します。 |
- online Publishing
VRChatのユーザーのトラストレベルによって表示が変わってしまうかも・・・。
項目 | 説明 |
---|---|
チェック | ワールドをアップロードする権利があるか否かを判定する(ぽい) ワールド名とサムネイル画像が未設定の場合エラーになります。 |
Upload Last Build | offlineと同様に最後にビルドした状態でアップロードされます。 |
Build and Upload | 最新の状態でビルドされてワールドがアップロードされます。 |
*1:最大収容人数は、一度に1つのワールドのインスタンスに入れるユーザー数を制御します。ワールド作成者、インスタンス所有者、グループ所有者など、ごく少数の例外を除いて、この制限を超える追加ユーザーの参加は許可されません。
*2:推奨収容人数は、あるワールドのパブリックまたはグループパブリックインスタンスに何人のユーザーが参加できるかを制御します。推奨収容人数を超えたインスタンスには、グループや友達から参加するなど、他の方法でアクセスできます。他のすべてのインスタンスタイプは推奨容量の影響を受けません。
*3:警告 ワールドデバッグツールを有効にすると、ワールド内のうどんビヘイビアの場所や状態がわかります。パズルの世界を作っている場合や、世界に秘密がある場合は、楽しみが台無しになる可能性があります!